カナダ北西沿岸先住民にとっての動物及び神話上の生き物の意味を解説します

優れた叡智、権威、力のシンボルで、ハイダ族、チムシアン族、クワキウトル族の主要紋章図柄のひとつ。平和と友情のシンボルと考えられることもあります。

「ラヴェン」または「レイブン」とも書く。ハイダ族、ヌートカ族、チムシアン族の文化でもっとも重要な動物のひとつで「光」と「火」、「水」をネイティブの人々にもたらしたとされています。またトリックスターの役割を持つことも多い、超能力を備えた生き物である。トリックスターとは、まさに巧妙なマジシャンのような存在で、頭がいいのでまさに騙されたような（狐に抓まれたようなこと）事を引き起こす存在のことです。また自己中心的で野心的でいたずら好きともいわれています。

豊穣と繁栄のシンボルであるサーモンは西海岸インディアンの重要な食料でも あります。

優れた狩猟能力のために畏怖されているオオカミは抜け目のなさのシンボルです。 男性が有能な狩猟者となるために手を入れなければならない特別な精霊と関連付けることが多くあります。

強大な力、権威、機動力のシンボルで家紋の図柄としても重要な動物です。

愛情、幸運、喜びおよび癒しの精霊のシンボル。トーテム（守護霊）としては 行動の調整や機敏さ、スピードを教えるものでもあります。

この巨大な動物は、しばしば偉大な力と勇気として表現されます。 一方で、彼らのカヌーを転覆させる畏怖の対象でもありました。

夜の闇を照らす月は、限られた高位の酋長だけが使える紋章でした。

カエルは守護神のシンボルです。未知のものが近づいた時、カエルはその鳴き声 で警告を発してくれます。

生命力のシンボルです。命の源、すべてを包み込むパワーの源泉です。